数年前、乾燥肌がひどくていろいろな保湿化粧品を片っ端から試しました。
ある日、マツキヨで目に留まった、セラミドの働きに着目した乾燥性敏感肌用のスキンケア化粧品。
セラミドに着目、乾燥肌、敏感肌用という言葉に期待して選んだにもかかわらず、効果をほとんど感じられなかったということがありました。
保湿化粧品を購入するときは、あなたは何に基準を置いて選んでいますか?
「セラミド配合」「ヒアルロン酸配合」など、保湿力の高い成分名で選んでいるという方、多いと思います。
- セラミド配合ならお肌がしっとりしそう・・・
- セラミドの言葉の響きに惹かれ購入する・・・
結構あるあるの話です!そもそも、セラミドって何のことなんでしょう?
セラミドという言葉は良く知っていても、なかなか詳しい説明ができません。
なので、セラミドについて詳しく調べてみました!
今回は、せっかく選んだ保湿化粧品がイマイチな理由が、セラミドの種類にあるかもしれないということとひどい乾燥肌に合うセラミド化粧品の選び方についてお話しします。
コンテンツ
セラミドとは何か?
セラミドは、角質層に存在する成分です。
細胞同士をつなぐことで潤いを閉じ込める働きをします。
セラミドは4種類に分類される
化粧品などに配合されているセラミドは、以下の4つに分類されます。
ヒト型セラミド
天然セラミド
植物性セラミド
合成セラミド
この4種類のセラミドの特徴を表にして、効果が高い順に色分けしてみました。
濃い色ほど効果が高く、価格についてもその効果に比例して高くなっています。
ヒト型セラミド | 人間の皮膚に含まれるセラミドとほぼ同等の化学構造 |
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天然セラミド | 動物の脳や脊髄などから抽出したセラミド。人間の角質層と近い。 |
植物セラミド | 米ぬか油、小麦胚芽油などから抽出した植物由来のセラミド。 |
合成セラミド | 石油原料から化学合成された「疑似セラミド」。石油由来。 |
私が、マツキヨで購入した保湿化粧品のセラミドは、『潤浸保湿セラミド機能成分』として、大手化粧品メーカーが独自が開発した『ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド』でした。
つまり、石油原料から化学合成された「疑似セラミド」です。4種類のセラミドの中では、一番肌に浸透しにくいといわれています。
セラミド配合の保湿化粧品を選ぶ時には、自分の肌の状態とセラミドの種類と照らし合わせて選びます。
ひどい乾燥肌にはヒト型セラミド
当時の私のひどい乾燥肌には、どの種類のセラミドを選べばよかったのでしょうか?
ヒト型セラミドは、人間の皮膚に含まれるセラミドとほぼ同等の化学構造に作られているので肌にしっかりと浸透していきます。
また、肌にあるセラミド成分と極めて似ているため、アレルギーなど、肌に過剰反応が起こりにくいとされています。
敏感肌でも使えるというはいいですね。
ヒト型セラミドどれ選ぶ?
ここまで読んで、ひどい乾燥肌に悩んでいる場合には、ヒト型セラミドがいいということがおわかりいただけたかと思います。
ドラッグストアなどで購入する場合には、パッケージにヒト型セラミドと記載されているものから選んでみて下さい。
オンラインショップで購入される場合にも、サイト内に記載されている成分表でセラミドの種類を確認して選びます。
実際に試すことができないオンラインショップは、多くのショップが公式サイトからお得な価格で試せるトライアルセットを販売しています。
肌に合わなかった場合には、使用した場合でも返品、返金の対応のあるところがあるので、気になる化粧品を見つけたら試してみるといいでしょう。
とはいえ、気になるヒト型セラミドの化粧品と言っても、いろいろあってどれを選べばいいか悩みます。
敏感肌専門ブランドDECENCIAのトライアルセット
私の場合は、乾燥肌で肌がヒリヒリ状態の時に出会った敏感肌専門ブランドDECENCIA(ディセンシア)が、ぴったり肌に合いました。
通販専門に販売しているので、トライアルセットもリーズナブルな価格で購入できます。
ちなみに、30日間返品OKです。


DECENCIA(ディセンシア)は、敏感肌悩みをさらに3つに分けて、エイジング、美白、高保湿ができるスキンケアシリーズを揃えています。
トライアルセットの詳細については、公式サイトでご確認ください。
ヒリヒリせず安心して使えるのがヒト型セラミド
乾燥肌がひどくなると、粉を拭いたり、ヒリヒリして化粧品がしみてしまうことがありますね。
そのような、お肌の状態でも、ヒリヒリせず安心して使えるのがヒト型セラミドです。
ですが、ひどい乾燥肌になってしまうと、日々潤いのあるお肌を取り戻していくまでの間は、どうしてもヒリヒリ感は伴います。
そのような場合には、肌に必要な成分が蒸発しないように蓋をする役目のクリームにこだわリます。
バリア膜を形成する優れものクリーム
先ほど紹介した、DECENCIA(ディセンシア)には、化粧水の成分をすみずみまで浸透するようしっかりお肌に届け、肌表面をぴったりと覆うバリア膜を形成するスゴイ特許技術『ヴァイタサイクルヴェール(R)』で作ったクリームがあります。
『ヴァイタサイクルヴェール(R)』は、大手製薬会社との敏感肌・アトピーの共同研究から生み出された特許技術です。
水分が蒸発しないように『擬似角層』の役目をする技術で、膜を作り、化粧品に配合された肌に必要な成分が逃げていかないようして健やかな肌へと導きます。
ディセンシアの特許技術『ヴァイタサイクルヴェール(R)』については、こちらでもっと詳しく紹介しています。


プチプラコスメの疑似セラミドではだめなのか?
ドラッグストアで気軽に買える価格のセラミドの保湿化粧品は魅力的です。
魅力的な価格のセラミドは、主に合成セラミド、擬似セラミドと使われている保湿化粧品です。
疑似セラミドは、セラミドに類似した物質を化学的に合成しています。石油由来ですので、安価であるというのが利点です。
ヒト型セラミドに比べて、効果が期待できない疑似セラミドですが、「季節の変わり目で、ちょっとお肌が乾燥してきた」という乾燥肌も初期の段階で使うと効果的です。
購入しやすい価格帯のプチプラ化粧品は、お肌が固くなって化粧水は入っていかない乾燥肌、粉を拭いてヒリヒリする乾燥肌には、パワー不足!
ですが、お肌が乾燥肌に傾いてきたと感じた時、乾燥がひどくなる前のお肌には効果的です。
秋になり湿度が下がって乾燥しやすくなるころに、お洋服の衣替えのように、美白化粧品から、保湿化粧品に切り替えて、乾燥肌予防のような使い方にはおすすめかもしれませんね。
期待して買った保湿化粧品がイマイチだったら?
効果を期待して買った保湿化粧品が、イマイチと感じたら、配合されているセラミドの種類を疑ってみましょう。
次に保湿化粧品を選ぶときは、今のお肌の状態にあったセラミドの種類で選んでみてくださいね。


